自治会・町内会ホームページの作り方|公開までの5ステップ

「うちの自治会にもホームページが必要なのはわかった。でも、実際に何から手をつければいいのだろう」。そう感じている役員さんは少なくありません。パソコンの操作に慣れていない方なら、なおさら不安になるものです。この記事では、自治会・町内会がホームページを作り、公開するまでの流れを5つのステップに分けてご紹介します。順番に読んでいただくだけで、次に何をすればよいかがわかります。

自治会・町内会ホームページ、何から始める?(全体の流れ)

結論から言うと、ホームページ作りは5つのステップで進めます。難しく考えず、1つずつ順番に進めれば大丈夫です。

  1. 目的を決める
  2. 載せる内容を洗い出す
  3. 作成方法を選ぶ(自作か専門業者か)
  4. デザインを決める
  5. 公開後の更新・引き継ぎ体制を整える

この5つを順番にこなしていけば、迷わずホームページを形にできます。次の見出しから、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

ホームページ公開までの5つのステップを縦に並べた図。目的を決める、内容を洗い出す、作成方法を選ぶ、デザインを決める、更新・引き継ぎを整える、の順に進み、最後にホームページ公開というゴールに至る。

ステップ1・2 目的を決める/載せる内容を洗い出す

ステップ1 目的を決める

結論として、まず「何のためにホームページを作るのか」を役員会で話し合いましょう。

目的があいまいなまま作り始めると、載せる内容やデザインで意見がまとまらず、時間ばかりかかってしまいます。

たとえば、次のような目的が考えられます。

  • 回覧板が全世帯に行き渡らない悩みを解決したい
  • 若い世帯にも行事の情報を届けたい
  • 防災情報をすぐに発信できるようにしたい

どれを優先するかによって、力を入れるべき内容が変わってきます。まずはここを役員同士ではっきりさせておくことが、遠回りをしない一番のコツです。会長・広報担当・会計など、複数の役員で意見を出し合うと、独りよがりな内容になりにくくなります。

ステップ2 載せる内容を洗い出す

結論として、目的が決まれば、載せる内容は自然に決まってきます。

一般的には、次のような内容を載せる自治会・町内会が多いです。

  • 自治会・町内会について(沿革、世帯数、活動内容など)
  • お知らせ(お便りや回覧板の内容)
  • 年間行事の予定
  • 公民館などの施設案内
  • 交通アクセス
  • お問い合わせ先

ホームページのメニュー例。自治会について、お知らせ、年間行事の予定、施設案内、交通アクセス、お問い合わせの6項目をアイコン付きで示した図。

実際の自治会ホームページを見てみると

自治会専用のホームページを運用している自治会を、3つご紹介します。

いずれのメニューにも「自治会について」「お知らせ」「年間行事情報」「交通アクセス」「お問い合わせ」がありました。名称や順番は自治会ごとに少しずつ異なりますが、この3つのサイトでは、載せている内容の種類が共通していました。こうした実例を見ると、載せる内容のイメージがつかみやすくなります。

ステップ3・4 作成方法を選ぶ(自作か専門業者か)/デザインを決める

ステップ3 作成方法を選ぶ

結論として、ホームページの作り方は、大きく「自分たちで作る(自作)」か「専門業者に依頼する」かの2つです。

自分たちで作る場合は、無料のホームページ作成サービスを使えば、費用をかけずに始められます。ただし、操作を覚える手間がかかります。操作に慣れた人が担当を離れると、次の担当者がうまく引き継げず、更新が止まってしまうこともあります。

専門業者に依頼する場合は、操作に慣れていなくても安心して運用できます。費用はかかりますが、更新(新しいお知らせを載せること)のサポートを受けられるのが利点です。

どちらが正解ということはありません。「自分たちだけで更新を続けられるかどうか」を軸に選ぶとよいでしょう。パソコン作業が得意な役員がいるか、更新にどれくらい時間をかけられるかを、あわせて話し合っておくと選びやすくなります。

選ぶときには、次のようなつまずきに注意しましょう。

  • 自作の場合:担当が1人に偏ると、その人が抜けたときに更新が止まりやすくなります
  • 業者依頼の場合:どこまで更新を代行してもらえるか、追加費用が発生する作業がないかを、契約前に確認しておくと安心です

迷ったときは、両方の話を聞いてから決めても遅くはありません。自作と業者依頼について、費用や手間の面からさらに詳しく比較した記事もあります。あわせてご覧ください。

自分たちで作る場合と専門業者に依頼する場合を、費用・操作の手間・続けやすさ・注意点の4項目で比較した表。どちらが正解ということはなく、自分たちだけで更新を続けられるかを軸に選ぶとよいという案内が添えられている。

ステップ4 デザインを決める

結論として、デザインは見た目のかっこよさより「見やすさ・使いやすさ」を優先しましょう。

具体的には、次のような点を意識するとよいです。

  • 文字を大きめにする
  • 写真を使って活動の様子を伝える
  • スマートフォンでも見やすいか確認する(多くの方はスマホで見ます)

更新が活発な例として昇町地区自治会(https://noborimachi.net)を見てみましょう。トップページの写真が自動で切り替わる表示方法(カルーセルと呼ばれます)が使われています。メニューには、アイコン(絵柄)も添えられていました。文字だけに頼らない、見やすい工夫の一例です。

ステップ5 公開後の更新・引き継ぎ体制を整える

結論として、ホームページは公開して終わりではありません。続けて更新できる体制を整えることが、何より大切です。

更新が止まったホームページは、住民から「この自治会は活動していないのでは」と誤解されかねません。公開前に、次のことを決めておきましょう。

  • 誰が更新を担当するかを決めておく
  • 操作の手順を簡単なメモやマニュアルに残しておく
  • 更新用の画面に入るための合言葉(パスワード)の管理方法をルール化しておく
  • 役員が交代するときの引き継ぎ手順をあらかじめ決めておく

先ほど紹介した昇町地区自治会では、「昇町ニュース」というお便りを毎月発行しています。こうして更新を続けるためにも、引き継ぎの準備をしておきましょう。更新の手順と合言葉(パスワード)などのログイン情報を、1枚のメモにまとめて渡すと、次の担当者も安心です。長く運用を続けるためには、こうした更新体制づくりが欠かせません。

更新と引き継ぎの仕組みを表す図。担当を決めておく、手順をメモに残す、更新を続ける、次の担当に引き継ぐ、の4つが矢印でつながり輪になって続いていく。中心に、仕組みがあれば役員が代わっても続くという案内がある。

作る前によくある疑問

ここでは、ホームページ作りを検討するときによく聞かれる質問に、3つだけ簡単にお答えします。

Q1. 途中で目的や載せる内容を変えてもいい?

変えてかまいません。作りながら気づいた点を直していく自治会・町内会の方が多いです。まずは動き出すことを優先しましょう。

Q2. パソコンが得意な人が誰もいない場合は?

まずは、無料のホームページ作成サービスを使って、お知らせだけの1ページから始めてみる方法があります。市区町村の広報担当や、近隣の自治会に運用のコツを聞いてみるのも一つの方法です。それでも不安が残るときは、専門業者に依頼する選択肢もあります。無理に自分たちだけで進めなくても大丈夫です。

Q3. 更新は毎日しないといけない?

毎日でなくてかまいません。決めた頻度を守り続けることの方が大切です。

自分たちで作るのが不安なら|自治会専用サービスという選択肢

結論として、「自分たちだけで進めるのは不安」と感じたら、自治会・町内会専用のホームページ制作・運用サービスに相談する方法もあります。

ここまでご紹介した5つのステップは、慣れていない方が1人で進めるには、決してやさしい作業ではありません。目的の整理から、内容の洗い出し、デザイン、そして公開後の引き継ぎまでを、専門のサービスがまとめてサポートしてくれる選択肢もあります。

初期費用や月額料金など、詳しい内容は料金プランページでご確認ください。

「まずはどんなことができるのか知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

  • ホームページ作りは「目的を決める→内容を洗い出す→作り方を選ぶ→デザインを決める→更新体制を整える」の5ステップで進める
  • 実際に運用されている自治会のホームページを見ると、載せる内容やデザインのイメージがつかみやすい
  • 公開後は「続けられる体制」を整えることが、何より大切

「うちだけで進めるのは大変そう」と感じたら、無理をせず、お気軽にお問い合わせください。